なぜ、農業なのか。

監査法人での原体験から、農業経営教育と経営資源の承継へ。

農業は、本当に儲からないのか。

私は監査法人で4年間、法定監査を経験した後、同法人のヘルスケアコンサルティング部門で3年間修行し、2013年に地元・京都で独立しました。

農業に強く惹かれた原点は、監査法人で最初に配属されたクライアントです。子会社で農業を営んでいましたが、大きな赤字が続き、毎四半期、子会社株式と貸付金の評価をめぐって議論が繰り返されていました。

「農業って本当に儲からないのかな。生産者とともに考え、対話を重ねながら、経営課題の解決に向けて伴走できる会計士になれたらいいな」

この問いが、私の農業に対する思いの出発点でした。

生産者と一緒に仕事がしたい。

独立当初は医療分野の専門知識を生かす道も考えました。しかし、私が進みたかったのは、生産者と同じ目線で経営を考える仕事でした。農業分野に特化する会計士は珍しく、少しずつ全国の農業経営体とのご縁が広がりました。

2015年には、農業専門のコンサルティング会社として「株式会社 就農・離農コンサルティング」を設立しました。

新規就農を支えるには、離農にも向き合う必要がある。

設立当初、新規就農者に優良農地が十分に割り当てられない現実を知りました。新しく農業を始めたい人を支えるだけでは、地域の農業資源はうまく循環しません。

離農を余儀なくされる方の農地、設備、技術、販路、雇用、信用を整理し、志ある次の担い手へ引き継ぐ。そのためには、まず離農者に寄り添う支援が必要だと考えました。

人を育て、経営を残す。

現在は北は秋田県から南は沖縄県まで、全国各地で生産者に「経営すること」、簿記、会計、税務、組織づくり、事業承継を伝える講義を行っています。

広い視野と高い視座を持つ生産者が全国各地で活躍し、末永く発展する農業経営体が一つでも多く生まれること。そのために、これからも現場を走り回ります。

代表取締役 原田佑嗣
公認会計士・税理士

会計士、畑に行く。

数字だけでは語れない農業経営のリアルを知るために、実際の生産現場へ足を運びます。

梨園の現場を訪れる代表 原田佑嗣
果樹の現場へ
イチジク栽培の現場を訪れる代表 原田佑嗣
イチジクの現場へ
万願寺とうがらしの圃場で作物を見る代表 原田佑嗣
万願寺とうがらしの現場へ